全面ピンクの極楽 桃源郷の里バスツアー

晴天の花かすみがかかる中、総勢36名の同窓生が桃源郷バスツアーに参加され、まさに盛りの桃の花の花見を堪能しました。

バスは、新宿8:30に出発、北八王子で11人をピックアップし、一路新府に向かいました。途中バスからは、一宮付近で車窓から見えるピンクの絨毯に目を奪われながら、快調に新府・穴山に到着しました。
着くや否やみんなの大きな歓声と驚きの声で満たされました。

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今回のメインイベントである、満開の桃の花の下でのお花見は、10回卒の山寺副会長のご実家の穴山にある桃畑に宴会の場をご準備いただきました。南には南アルプスの鳳凰三山、甲斐駒の白い稜線と北には赤岳をはじめとする八ヶ岳の峰々、そして少し東には茅ヶ岳が眺望できます。

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桃の木は樹齢30年くらいで、枝々にはいっぱいのピンクの花をつけています。あたり一面が桃の花で満たされ、一面がピンクの絨毯のようです。

昼食前に、山寺さんのご厚意で山寺家に代々引き継がれる炊き込みご飯がみんなに振る舞われ、ひとまず落ち着いたあと、豪華な仕出し弁当が出され、おまけに花見団子もデザートで用意されていました。

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新府城からの桃源郷

昼食の後は、近所にある新府城址に急な石段や坂道をみんなで登り、新府城から桃源郷を眺めうっとり。素晴らしいの一言に尽きる眺めに、上る大変さも忘れて見とれていました。

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新府城に入り口にある駐車場付近には、鮮やかな黄色の菜の花が咲き、その背景にピンクの桃の花、そして萌黄色の山腹、白い山々の頂きが続く様は、何とぜいたくな組み合わせでしょう。一生に一度の贅沢といってもよいかもしれません。

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大村美術館訪問

 お花見の後は、同窓の4回卒の北里研究所の理事長である大村様の寄付で作られた韮崎大村美術館で女流作家の絵画や彫像を堪能しました。常設展示の約70点の絵画、特別展示の約20点の鈴木画伯の展示にみな目を凝らしながら、芸術に見入っていました。

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大村美術館で記念撮影をし、その後、すでに花は2分ほどしか残っていませんでしたが、さくらの名所「わに塚」のサクラをながめ、母校韮崎高校を訪問しました。参加者の多くは、学んだ当時の校舎から近代的な校舎への変貌に驚きと懐かしさを感じいっていました。

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韮高の校長先生、小林同窓会会長、事務局の保坂さんに迎えられ、校長先生、同窓会長からの歓迎のご挨拶をいただき、視聴覚教室で最近の後輩の活躍の様子を紹介していただきました。また、同窓会から寄贈された体育館2階に使用されている緞帳の絵(旧校舎が描かれています)を眺め、大きさにびっくりしました。

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一宮・釈迦堂の桃源郷

名残り惜しさを胸にしまいながら、最後の訪問箇所、一宮の桃源郷にあるドライブイン「見晴らし園」に立ち寄りました。ここで、花桃をバックに記念撮影し、周辺の桃園の桃の花を見納めとして目に焼き付けました。

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ここで、石和温泉に宿泊する方々を見送り、一路、東京に戻りました。

春の一日、これ以上ない天候とこれ以上ない満開の花に迎えられたバスツアーに参加された皆様の目に胸に思い出をいっぱ残したバスツアーでした。

参加された皆様、お疲れ様でした。また、このツアーのために、何度も現地に足を運んでいただき、バスの手配から、お弁当や飲み物の手配、バスの中のビンゴゲームの手配などを仕切っていただいた幹事の雨宮様、竹村様、そして花見の席をご用意いただいた山寺様に心より感謝いたします。

追伸:来年も行こうと帰りのバスでみんな盛り上がっていました。

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小田急バスさん、いろいろご無理を言ってすみませんでした。楽しかったです。(宮沢記)